幸せになり隊

幸せってなに?どうやったら幸せになれるの?そんな思いを密かに燃えたぎらせる人たちの試行錯誤の記録。

山崎シゲルに学ぶ挨拶の意味

f:id:wbhappy:20141213213106j:plain (サラリーマン山崎シゲル p.6から)

こんな状態でしっかり挨拶できる部長がすごいと思う。
他にp.26でも良く分からない状態なのにしっかり挨拶しています。 


私が部長の立場なら、え?なに?って挨拶できない気がするのですが

さて・・・訳が分からないシチュエーションでもまず先に挨拶すべきなのでしょうか?

挨拶とは

そもそも挨拶とは何か?

Wikipediaより

挨拶(あいさつ、儐とも書く)は、新たに顔を合わせた際や別れ際に行われる、礼儀として行われる定型的な言葉や動作のことを指す

他にこのようなことも書いてあります

Wikipediaより

[概説]
人間同士が何らかの目的で顔を合わせる場合、すぐにその目的に関する話題を始めることはまずない。最初に互いの姿を確認した際、言葉や身振り、あるいはその両方で互いに相手の存在を認めたとわかる行動をする

なるほど。つまり挨拶とは「相手を意識したということを示す行動」なんですかね。
確かにどうでもいい人、つまり存在を認めていないような人には挨拶しない気がします。…「認めていない」というよりは「存在を意識したいと思っていない」といったほうが適切でしょうか。

動物の挨拶行動

動物には挨拶行動とよばれるものがあります。言語を使わない挨拶のことですね。
例えば犬であれば鼻と鼻をあわせて匂いを嗅ぎあったり、お尻の匂いを嗅いだりします。

結果的に仲良くならないかもしれませんが、まずは相手が何者かを理解しようとしているのでしょう。

まったく無関心、もしくは警戒しているのであれば挨拶行動はしないのだと思います。

そう考えるとまず挨拶をせずに戸惑うという私の行動は、相手を理解するという意思を見せていないことになるのかもしれません。

 

なぜ挨拶しないのか

場合分けして考えてみました。

  1. 冒頭のようなシチュエーション
    驚きが強すぎたためでしょう。
    相手を理解するというよりも、今出くわしているシチュエーションを自分の中で理解するのに必死なのだと思います。
  2. 見知らぬ人
    関係性が低くどうでもいい存在だから。
    実際の関係性が低いかどうかは分かりませんが、自分が生活する上でそれほど影響が大きい人と思っていなければ相手を理解しようとはしないでしょう。
  3. 知人ではあるが深い間柄ではない人
    2と同様、関係性が低くどうでもいい存在だから。
    もしくはある程度知った上でか関わりたくないという気持ちから挨拶をしないのかもしれません。
  4. タイミングが悪い
    挨拶しようと思っているのに、相手が他の誰かと話している場合などは気を使って話しかけないと思います。また相手が忙しそうであれば挨拶しづらいですよね。

まぁいろいろあるとは思いますが、問題なのは3,4の場合かと。
相手の気持ちを考えずに挨拶していませんからね。
挨拶されていない側からしたら嫌な気持ちになっているかもしません。
なんていったって「相手が自分を意識していない」と思わせてしまうかもしれないのですから。

とりあえず挨拶しようと思う

どこかで恥ずかしいという気持ちがあって挨拶をしないことって多いです。
でもとりあえず挨拶してみよう。
いろいろ挨拶をしない場合はありますけど、挨拶をして失うものより、挨拶をしないで失うものの方が大きい気がします。

 

まずは相手を意識しているということを相手に伝えないといけないと思うんです。

 

山崎シゲルの部長は自然にそれをやってらっしゃるので素晴らしいです。

ただ面白いだけの漫画ではないのですね。