【GIMPでLINEスタンプ作成】レイヤータブあれこれ
今回の記事では、
もうお馴染みの「レイヤータブ」
※レイヤーダイアログと呼ぶのが正しいみたいです・・・・・・。
こちらでできることについて、
少し補足的な解説をしておこうと思います。
レイヤータブの見方や扱いについては、
線画を塗りつぶす記事や線画抽出の記事で
主に使う機能を説明してあります。
(表示/非表示、レイヤー複製、並び替え)
ということで、ここでは
タブ上部にあるいくつかのボタンについて説明します。
不透明度
選択しているレイヤーの不透明度を調整できます。
部分的にではなく、レイヤー全体の不透明度が変わります。
1枚のレイヤーでも、レイヤーグループでも操作対象になります。
参考までに、不透明度100から50に変更した場合の画像を載せます。
(不透明度を0にすれば、そのレイヤーは完全透明になり見えなくなります。)
前のレイヤーを活かしつつも
後ろのレイヤーを透過して表示したいときに便利ですね。
保護~すべてのピクセルを保護~ (筆マーク)
選択しているレイヤーが保護され、一切の加工ができなくなります。
加工には、描画はもちろん拡大・縮小といった操作も含まれます。
これを選択しておくことで、
ミスによって不要な加工をしてしまうことを防ぐことが出来ます。
画面としては、このような変化が見受けられます。
また、これに関してもレイヤーグループに設定が可能です。
レイヤーグループを選択した状態で保護をONにすれば、
個々のレイヤーではONの表示になりませんが
グループ内のすべてのレイヤーが保護され、加工できなくなります。
保護~透明部分を保護~ (チェッカーボード柄のレイヤーマーク)
選択しているレイヤーについて、
すべてのピクセルではなく透明なピクセルのみを保護します。
すなわち、色のついた部分だけを加工できる状態にします。
既に色を塗ったけど、一部だけ加工したいなぁというときに
細かく気を遣わなくても作業できるメリットがあるかもしれません。
勢いよくはみ出しても、透明領域にはみ出すことはありませんから!
今回の記事はここまで。
レイヤータブについては、
他にもまだ便利な機能があります(正確にはタブにではありませんが)。
それについては、また改めて別記事で!
ちなみに、「表示/非表示」を切り替える目の横にある
鎖のマークはパスタブと意味は変わりませんのでそちらをご覧ください。
それでは、お疲れ様でした(*´∀`*)!
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